お得に見えるけど実は違っている?毎月分配型投資信託の罠

お得に見えるけど実は違っている?毎月分配型投資信託の罠

お得に見えるけど実は違っている?毎月分配型投資信託の罠

 

毎月分配型投資信託は人気が高いですが、その仕組みはしっかり理解できているでしょうか?

 

一見してメリットが高そうなものほど注意が必要です。そこで本記事では毎月分配型投資信託の仕組みについて確認していきます。

 

毎月分配型投資信託のしくみ

 

お得に見えるけど実は違っている?毎月分配型投資信託の罠

 

毎月分配型投資信託から出される分配金は、上記の図の通り純資産を切り崩してえられるものであり、総量は変わりません。いわば、自分の資産を取り崩している状態と言えます。もう少し踏み込んだ言い方をしますと、資産の一部を強制的に現金で返されているような状態とも言えます。

 

毎月分配型投資信託のデメリット

 

  • 税金を払うタイミングが早まる
  •  

  • 運用できる資産が減る

 

普通分配金(元本を超える部分)に限った話ですが、仮に純資産が100円だったとし分配金が20円出されたとします。

 

そうしますと通常100円=80円+20円ですが、20円部分には税金がかかるので実際には80円+20円×0.8=96円となり、再投資しても運用資産は減少してしまいます。

 

一方、分配金を出さなければ100円で運用できるため、運用効率を考えるのであれば無分配型の投資信託のほうがいいということになります。

 

必要なときに必要な分だけ自分で解約するほうがいいのではないでしょうか?

 

毎月分配型投資信託はなぜ売れるのか

 

こうしたデメリットがある中で、なぜ毎月分配型投資信託は売れ続けているのでしょうか?

 

お金を定期的にを貰う安心感があるから

 

売差益益であるキャピタルゲインも、分配金等インカムゲインも運用益(じゃない場合もあります|元金払戻金)ですが、資産を売ることなく得られるものと言うことでインカムゲインに安心感を持つ人が多いのも事実。私も定期的にお金がもらえるということに対し安心感を抱きます。

 

このような現象のことをメンタルアカウティング(心の会計)と呼びます。お金に色はついていないけど、お金をもらう方法などで色を付けてしまうということです。

 

ただ、そのような考え方をしてしまいますと運用にゆがみも生じやすく、認識を誤ってしまう恐れもあります。

 

そうならないためにも、キャピタルゲイン+インカムゲイン=運用益(トータルリターン)と言う考え方をしていくことが重要です。


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