投資信託のセット販売にはご用心

投資信託のセット販売にはご用心

投資信託と定期預金のセット販売と言うものがあります。実際に検討している方もいるかもしれませんが、その際には十分注意しなければいけないポイントがあります。

 

そこで本記事ではそのポイントについてお伝えします。

 

投資信託のセット販売では基本的に、投資信託+定期預金の販売となるようです。

 

投資信託を〇〇円分なり、○○%以上買っていただければ定期預金の利回りを通常の〇〇倍にしますよ!と言うような販売方法で、いわゆるバーター取引と呼ばれるものです。

 

定期預金は元本が割れないものですし、低金利の昨今利率アップは非常に魅力的ですよね。この金利アップですが一見するとお得なようにも見えますが、実際には裏がるのです。

 

投資信託のコスト

 

投資信託には主に3つのコストがありますが、まず注意しなければいけないのは販売手数料です。

 

例えば100万円分の運用で、投資信託と定期預金を50万円ずつ購入したとします。なお税金は考慮しません。

 

定期預金:50万円(半年間1%でその後0.1%)→1年後は(1%+0.1%)÷2で0.55%利回りが得られる計算となります。

 

投資信託:50万円

 

販売手数料が3%であれば100万円に対するインパクトは1.5%であり、セット販売によって得られた定期預金の利回り分を上回っています。

 

つまりセット販売で購入したことにより、通常よりも販売手数料を安くしたにすぎないと言えます。さらに投資信託には信託報酬もあり、その分についてもしっかり引かれていく点にも注意が必要です。

 

さらに言えば投資信託は販売元により購入手数料が違うため、Aで買えば0円なのにBで買うと3%と言うような事態もあります。なので、しっかりと比較することが大切なのです。

 

適切な商品が選択されるとは限らない

 

セット販売される投資信託ですが、必ず儲かるというようなものでもありませんし、適切かと問われればそうでもないと答えなければいけない商品が多いのも事実です。

 

またセット販売により売れ行きの悪い商品を売るという意図もある可能性があり、内容についての吟味もしっかりすることを忘れてはいけません。

 

まとめ

 

定期預金の利率アップと言う目くらましに惑わされず、しっかり真実を見つめることが大切です。

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